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F.ドリーム平塚をホームコースとし、耐久レースやレーシングカートでのスプリントレースで活動しているレーシングチームです。[Since 2007]
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Driver's Column- L.Fumilton「議論とは」
ドライバーズコラム第5回は、フミルトン選手の作品です。

タイトル:「議論とは」(サブタイトル:「絵巻の一生」)

こんにちは、ルイス・フミルトンです。今日のテーマは、議論という事でお話し致します。議論は大きく3つに分けられることが出来ます。まず一つ目は、討論型と呼ばれるもの、テレビなどの討論番組などを想像して頂けると分かりやすいかと思います。これは、参加者は「賛成派」「反対派」「審判(司会者/オブザーバー/討論番組の場合は視聴者も含む)」の3つに分かれ、賛成派・反対派はお互いを言い負かすために全力で自分の意見を言うという形です。

この討論型というのは、何かを決定するのには向かない議論のスタイルで、討論番組などを見ていても、「なんでこいつらは決着のつかない話を延々としているのだ」と思ったことはありませんか?でも、そう思った人は少し思い違いをしています。あそこで言い争いをしている人達は決着をつけようなんて思ってはいません。精々、相手を打ち負かし黙らせれば気分が良いというぐらいでしょう。決着をつけるのは、「賛成派」「反対派」の人たちではなく、それを見ている人達なのです。

以上の事から、討論型は何かを決定する議論には適さないという事が言えますね

二つ目は、議決型と呼ばれるもので、多くの場合はある問題に対して参加者全員で採決をし、多数決で勝ち負けを決めます。国会などが、このタイプですね。議決の場合は全員が賛成派であり反対派であり審判です。自分で賛成意見と反対意見を両方述べて、その上で公正な立場に立ってどちらの意見が正しいと思うかを判断します。討論でいう三役を一人でこなすのです。だから「勝ち負け」は出た意見に対して決まるものであって、人に対して決まるものではありません。

この議決型で注意したいのは、直接の利害関係にある人は議決に参加してはいけない事です。例えば「村に原発を造るべきか」という議決には、電力会社の社長も住民も参加してはいけないのです。こういう利害関係のある人は自分の利害に縛られてどうしても公正に判断する事ができなくなってしまいます。こういう場合は「議決」でなく「討論」にすべきです。自分たちでは公正な判断ができないから第三者に判断してもらうのです。

最後三つ目は、対話型です。討論や議決はある問題を解決するためのものでした。それに対して、問題を解決するためのものではない議論を、ここでは「対話」と呼びます。対話の目的は同じテーマで話し合ってお互いに理解を深めることです。 討論や議決と違い、対話では勝ち負けはありません。「どちらの意見が正しい」という判断はもちろんしても構いませんが、しなくてもいいのです。ただ、いろんな意見を聞き自分で考えてみるのです。違う考えの人を見つけたらなぜそういう考えをするのかを理解してください。お互いに意見を言い合い、違う人の意見を受け入れるのが「対話」なのです理解した上でやっぱり意見が違うのであれば、それはそれ。別に意見を合わせる必要もありません。対話は全員で何かを決めるためのものではないのですから。

え~と、ここまでが今日のテーマの前置きです。ながくてごめんちゃい。

さて本題です、議論には「討論型」「議決型」「対話型」の3種類あり、それぞれに違ったスタイルがある事はお分かりになったと思います。ただ、3種類の議論どれにも当てはまらないのが、世の中にはあります。それが絵巻と呼ばれる一方通行のつまらない話や、周りにいる人を不快にする言い争いと呼ばれるものです。見ている方もドン引きですし、当事者間でも有益な結論は出るはずもなく単にエネルギーの消耗と時間の無駄遣いで終わります。

しかしながら、正しく議論するのは難しい事です。それはどのタイプの議論にもそれなりに厳しいルールがあるからです。議論は誰にでもできるわけではないのです。ルールを守れない人は退場していただくのもルールの一つです。

あと、議論(この場では、とりあえず絵巻や言い争いも含む)で、絶対にやってはいけないことがあります。わかりますか?

「論点をすり替える」

「他人のせいにする」

「自分中心の考えばかりを主張する」

「相手の話を聞かない」

です。

さいわいTDCは、平和的対話型が殆どです。なぜなら、全メンバー今日のテーマの内容を理解している人間しかいないからです。ちなみに、酔っぱらった時のヤマスは、エロティック的管を巻く型といって、僕にも未だ対処の仕方がわかりません。ぼちぼち、まともに付き合っているとカミさんに怒られます(冗談冗談)てつや武田じゃないですが、でも誰か来期いっしょに手伝って頂ける方がいましたら、フミルトンまでお声掛けお願い致します。

チャオー by フミルトン

非常に、興味深い内容でしたね。次回のドライバーズコラムは、最終回でテーマは「大人とは」です。誰が執筆するかはお楽しみに。

ここでTDC広報からお知らせです。このドライバーズコラムが1冊の本になりました。EYRT文庫から、1冊\2,980円で発売しています。受注生産になりますので、購入をご希望の方は、0120-072-0721までお申し込み下さい。


■編集 ヤ・マ・ロサ広報担当
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コメント
この記事へのコメント
フミルトン君のコラムは奥が深いねぇ。確かに、議論の場で行き場を見失ったり、行き詰まったりすると、論点をすりかえて、あたかも正論の如く絵巻のように語る人がいますが、これは最悪だと思うよ。本文にもあるけど、議決や対話では発言者に勝ち負けはないよね。相手を言い負かすのが目的ではなく相手の意見を聞いて考えるのが目的だと思うよ。 なので「攻撃」「論破」「理論武装」というような戦いをイメージする言葉は、討論以外では不適切じゃないかな。対話していたはずなのに、むしろ向こうから相談を持ちかけてきたはずなのに、いつしか自分の意見を押し付けたり、聞いてもいないのに過去の話を絵巻のように話したり。。。

ヤマスから付け加えるなら

「本音で(素直に)意見を言って下さい」
「自分の意見を押し付けないで下さい」
「相手の質問から逃げないで下さい。」

かなぁ。歌舞く心は必要ですが、絵巻(えまく)心はノーサンキューだねw
2008/11/28(金) 14:55:27 | URL | エリック・ヤマス #-[ 編集]
カミさんも知っているんだけど、学生時代のバイト先に今回のテーマにもなった絵巻がいたんだけどホントキレそうになったよ(●`□´ ●#) こらっ! ってね

歌舞く心(笑)懐かしいねぇ~カブキロックスでしょww氏ネ申一番ね!!
2008/11/28(金) 18:41:45 | URL | ルイス・フミルトン #-[ 編集]
よくカブキロックス知ってるね(^_^;)そう、ウジネネモウス一番のある意味、今を凌駕している名前だよ。

さて、絵巻だけど学生時代なら、まだいいよ。ヤマスなんて34歳の今だよ(-.-;)会議の時とか、自分がサイヤ人ならとっくにスーパーサイヤ人4になってるよ(-_-#)
2008/11/28(金) 19:00:28 | URL | エリック・ヤマス #-[ 編集]
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